そうだデミオを買おう。その2
2017年11月当時のマツダデミオの公式ページを見るとモデルがたくさんありました。見積もりページのグレード選択画面に30種類くらいでてきます。これはあまりにも多すぎで初めて見る人は引いてしまいますよね。でも、体系だてしてシンプルにしてみると・・・
DJデミオのグレード体系
- エンジン:ガソリン or ディーゼル
- 駆動方式:2WD or 4WD
- トランスミッション:6AT or 5MT
クルマの基本的なところはこれら3要素の組み合わせであるこが解ります。
それプラス、装備の違いでガソリンの場合13S・13C、ディーゼルでXD・XDツアーに別れるのが基本。
そっから内装・装備が違うLパッケージ、特別仕様のノーブルクリムゾンやらテーラードブランが2017年1月現在ラインナップされてます。
私の場合、とりあえず真っ先にエンジンはディーゼル・トランスミッションのATは決定ずみ。2WDか4WDは未定。なのでディーゼル版を詳しく見てみると・・・
DJデミオディーゼル版のグレード体系
グレードスペックページをみると
グレード名の頭に全て”XD”がつくようです。その接頭詞の後ろにつくのが
- 無印
- ツーリング
- ツーリングLパッケージ
- テーラードブラウン(特別仕様)
- ノーブスクリゾン(特別仕様)
2つの特別仕様はおいといて、基本的にデミオのディーゼルモデルは
- 無印
- ツーリング
の2つに別れるようです。それに加え「レザーシート版のツーリング」がLパッケージ。マツダの他の車種をみると「プロアクティブ」というグレードもあるようですが、デミオの場合「無印 or ツーリング(+皮シートのLパケ)」という解りやすいグレード構成ですね。
無印の素グレードとツーリングの装備の違いは運転支援システムの有無にあるようです。
私がデミオにあって欲しい3つの快適装備
- 全車速対応ACC(必須)
- レーンキープアシスト(可能であれば)
- 電動パーキングとオートホールド(あったらいいな)
以上3つの快適装備が現車についています。この3つは体験しないと絶対にわからない「便利システム」です。1のACCは全車速対応(0~160キロまで)。2は車線をはみ出しそうになると自動でステアリングを動かしてくれる機能。1と2を合わせると半自動運転が可能です。なお現車では下道でも積極的にACCを多用してます。3は地味だけど使ってみると便利過ぎてそれなしのクルマに戻れない機能。電動パーキングはともかく、オートホールドがあると信号待ちで一旦ブレーキを踏めばあとは足を離してもクルマが止まり続ける機能です。青になってアクセル踏めば自動でブレーキが解除されそのまま走れる。これら1~3の組み合わせにより最高で下道13時間、距離にして600キロキロ以上を余裕で走れます。もちろん高速道路でも何時間でも疲れ知らず。
そんな思いをむねにカタログ・サイトを見てみると2と3は設定なしでした。が、さすがにBセグのデミオにこれを求めるのは無いですね。素直に諦めます。そして肝心のACC。マツダではMRCCと呼ばれているアダプティブクルーズコントロール。これはカタログでも公式サイトでも表現が分かりづらかった。
マツダのACC(MRCC)には
・全車速対応バージョン
・時速35キロ~140キロバージョン
の2種類があるようです。ぱっとみホームページには”MRCC”としか書いてないので、てっきりデミオのも全車速対応かと思ったけど違っていました。2018年1月現在全車速対応ACC(MRCC)が設定されているのはCX-5とCX-8のみのようです。なおVWはBセグのポロでも全車速対応ACCがついてます。
2のレーンキープアシスト(LAS)もアクセラ・アテンザ・CX-5・CX-8は可能ですがデミオはNG・・・。
3の電動ブレーキ&オートホールドも2017年発売のCX-5・CX-8にはあるようです。
さすがにBセグコンパクトカーに多くを求めすぎ?という感じですね・・
でも安全機能はデミオでも充実してる!
というわけで快適装備は現車ゴルフより少し落ちてしまいます。もちろんゴルフと比べるべき車格はアクセラなので仕方ありません。値段も違いますし。
快適装備は少し劣っていても安全装備は充実しています!それがたとえ一番小さくて一番安いデミオにもちゃんと適用されているマツダは素晴らしいです。
- 歩行者対応含む自動ブレーキ
- ペダル踏み間違い防止機能
- 先進ライト
- リア・クロス・トラフィック・アラート
- 低速後進時の自動ブレーキ
以上5つは2013年モデルのVWのゴルフ7にはついてない機能です。デミオ凄い!
2WDか4WDか
というわけでレーンキープアシストと電動ブレーキ・オートホールドは諦め、MRCCも高速道路のみと割り切って、シートはファブリック。その結果、私が買うべきデミオは
XD Touring(4WD 6AT)かXD Touring(2WD 6AT)のどちらかまで絞り込めました。
過去3台は高速道路の走行性に優れたFFのクルマ達でしたが、近年頻発するゲリラ豪雨の時はけっこう怖い思いをしています。心の中で「こういう時、4WDだと違うのかな?」と思っていました。更に。年に数回あるかないかだけど降雪やチェーン規制で目的地へ行けなくなるリスクも抱えていて「4WDだったらなー」という思いがあるのは事実。
4WDの一般的なデメリットは
- 小回りが効かなくなる
- 2WDより車両価格が高い
- 燃費が少し落ちる
- 重くなる
と言われています。2017年11月現在のスペックシートで調べた結果
- 小回りが効かなくなる→スペックシートでは一緒
- 2WDより車両価格が高い→約20万高い
- 燃費が少し落ちる→26から22へダウン
- 重くなる→(90kgプラス)
20万円高くなって燃費悪くなって90キロ重くなる・・・うーん。ちょっと悩ましいです。でも、避けきれないゲリラ豪雨(高速走っててパーキングエリアが全く無いときなど)での安全性を考慮すればやむを得ずかな。
というわけで思い切って4WDに決定しました。
※なお当然中古も検討しましたがデミオにMRCCがついたのは2017年モデルからみたいで、購入検討当時、2017年モデルはほぼ中古市場に無かったです。また個人的に現車ゴルフGTIのフロントにある「赤い線」がどうしても好きになれないんですが、2016年までのXDにも「赤い線」があるという些細な理由で中古は諦めました。
マツダ公式サイトのコンフィグをいじってカタログ請求してみた
XD Touring(4WD 6AT)の車両価格は2,203,200円。デミオ買うのこれで3台目ですが「デミオも高くなったな・・」。DEデミオは100万ちょいで買った気が・・。ま、世界中のメーカーが値上がりしてますからね。
メーカーセットオプション
”セット”とつくだけあって、色々と組み合わさった状態のオプション構成です。いつもアウディやポルシェのコンフィグを(買えもしないのに)イジっているので、それらの超絶高額オプションを見慣れた目からして、全部のオプションが桁違いに安く感じてしまいます・・。
CD/DVDとTVは不要、だけど強制でついちゃう。MRCCは必須、せっかくなのでアダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)はつけよう、360℃モニターは不要、i-loopは謎、ということでウル覚えですが付けたメーカーオプションは以下のもの
- アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
- スマート・ブレーキ・サポート(SBS)&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)
- CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)
¥140,400
ショップオプション
エクステリアは一切ノーマル。でもインテリアはちょっと凝りたいというか、以前DJデミオに試乗したとき「あったらいいなー」というのが結構ついてなかったんですが、実はそれらは全てショップオプションで用意されていました。それはアームレストであったりLEDイルミであったり。しかもそれらは一桁少ないのでは?というくらい安価だったので、つけまくり。
結果260万くらいになりました。デミオも高くなった・・。
最後に「見積もり依頼」というページになって見積もり書をどこから送付するか選択できるようになってました。この時点ではまだ買うかどうか確定はしていなかったので、ちょっと迷ったけど一応、過去新車で2台買っている某マツダディーラーさんを選択してコンフィグを終えました。
つづく・・・