マツダALHの誤作動その3
マツダALH(アダプティブLEDヘッドライト)の不具合について過去2回書きました。一回目は「超高速パッシングをする」「雨の日に反射が強いトラックで誤作動」でした↓
マツダALH(アダプティブLEDヘッドライト)の不具合 マツダDJデミオXDの過走行なブログ
そして2回めはテールランプ切れのトラックには効かなかった件。
そして悲しいことに3回目の記事を書くことになりました。
3月頭のまだ気温が低いとき東北道の福島県を走ってました。あたりがうっすら明るくなりかけてるタイミング。
MRCCとALHを使って左車線を前のトラックにあわせてまったり走ってました。で、しばらくして気づいたのです。あれ?なんか前のトラックの後ろが妙に明るい。もしかして、オレ、ハイビームで照らしてる?
うっすら明るくなってきたタイミングなので、ちょっと分かりづらかったけど、なんとなくトラックの後ろの反射する部分をハイビームで照らしてるような、いないような・・・
そのトラックを追い越ししたらめっちゃパッシングされましたw
あーーーやっぱり・・
どうやらひたすらハイビームで照らしちゃっていたようです(反省)。
それからは、ALHの挙動をずっとチェックしてたのですが、明らかに動作が変です。高速道路とはいえ対向車がくるとちゃんとALHがオフになるけど、前を走っているトラックは認識しないことが多いんです。冒頭で挙げた「その1」にもあるように、どうにもALHはトラックの反射に弱い気がします。
ランクル200のオートヘッドライトもトラックの反射板には誤作動してたけどマツダのも似た感じですかね?
で、しばらく走っていたらいきなり2つの警告灯がつきました。高速道路運転中なので、止まって確認するわけにもいかず、とりあえずスマホでメモっておきました。
↑が、ブレブレでよくわかりませんw 左右の2つのオレンジ色のランプがそれですが、これ以前にも一回みたことあるやつ。
以下はその時に撮った写真です。
左のオレンジアイコンは
ハイビームコントロールシステム (HBC) 警告
右のオレンジは
スマートシティブレーキサポート (SCBS) 警告灯
フロントガラスが汚れているとき、またはシステムに異常があるときに点灯します。
https://www2.mazda.co.jp/carlife/owner/manual/demio/dj/edke/contents/06140100.htmlより引用
フォワードセンシングカメラ (FSC)
更に調べてみるとマツダ車の場合、ALHのセンサーと車線逸脱警報システムのセンサーはルームミラーのとこにあるカメラで行っているようです。
この車両にはフォワードセンシングカメラ (FSC) が装備されています。フォワードセンシングカメラ (FSC) は次のシステムが共用しています。
アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH)
車線逸脱警報システム
ドライバー・アテンション・アラート (DAA)
スマート・ブレーキ・サポート (SBS)
フォワードセンシングカメラ (FSC) は、夜間走行時に前方の状況を判断したり、車線表示を検知したりしています。フォワードセンシングカメラ (FSC) が対象物を認識できる距離は、周囲の状況により異なります。
フォワードセンシングカメラ (FSC) はルームミラー付近に設置されています。
https://www2.mazda.co.jp/carlife/owner/manual/demio/dj/edko/contents/03390400.htmlより引用
つまり今回のトラブルは「フロントガラスが汚れていてセンサーがちゃんと反応しなかった」ようです。そして、その反応しなかったこともちゃんと情報として運転車に伝えられたということは良い事ですね。
その後、しばらくしたらワーニングアイコンは消えました。そして明るくなったのでライトも自動消灯。本当に「フロントガラス汚れ」が原因だったのか検証するすべはないけど、フロントガラスはちゃんと洗おうと誓いました。